中高一貫校の選び方とは

中高一貫校の選び方について

中高一貫校の選び方とは

中高一貫校の選び方、迷っている方、多いと思います。
じつは、難関大学に合格するには、高校受験からでは、遅い...という特殊な環境になっています。
少子化で学歴社会は変化した。などと言われていますが、これは、まっ赤なウソで、学歴社会は加速度を増しています。
今回は、難関国立大学に行くのに、なぜ中高一貫校に行くのが大事なのか?についてご紹介いたします。
お子さんを難関大学に合格させたい人、必見です。

 

目次

1.【基本】中高一貫校の選び方とは

2.【高校受験】からでは全く遅い

3.【私立】私立のトップは推薦だらけ

4.【受験】変わる受験業界

5.【まとめ】まとめ

こんな方におすすめです
  1. 自分にあった学校を選びたい方
  2. 人生を自分で決めたい方
  3. 基準が分からない方

 

 

1.中高一貫校の選び方とは

中高一貫校の選び方とは

中高一貫校の選び方とは

まず、上の図を見てください。
難関の国立大学に、一般受験で行く場合、「中高一貫校に行かなければいけない」というのが、普通の家の感覚だと思います。
自分の子が天才で、勉強しなくてもできる場合は、公立のトップ校などに入って、難関国立大学を受験してよいと思います。
しかし、そんな子は0.1%いるか?いないか?のレベルです。1000人に1人しかいない人の話をしても再現性がありません。上の図は、普通の人、家のこどもが、難関国立大学に合格するまでの最短距離を表しています。

現代の大学入試は、地方の公立高校から行くのではなく、4年生から勉強を始め、中高一貫校へ行き、さらに高校でも勉強し続ける山登りゲームになっています。
没落していく公立高校が多く、難関国立大学を一般入試で合格したいなら、中高一貫校へ行くのが定石になっています。

塾による入試対策が進んだ結果、地方の天才よりも、都市部の塾で対策をした人の方が、難関国立大学へ行く時代になってしまいました...
日本が不景気になってしまったのも、このような青白いエリートを大量生産したことに問題があるかもしれません...

私が住んでいた埼玉県では、北部に熊谷高校(公立)など、東大に合格者数を出していた名門校がありました。
最近ではどんどん、東大進学者数を減らし、ついに0になってしまいました。

少子化と、地方に人が集まらず、都市部にばかり人口が集中する事で、格差が生まれています。結果、地方と都市部の格差がたった40kmほどの距離で、学力に大きな差が出来てしまいました。

いまの親の方、受験は20年前と大きく変わっています。注意してください。

 

ポイント

・中高一貫校が圧倒的に有利
・トップ私立なら付属中へ
・受験が変わっている

 

 

2.高校からでは遅い

高校からでは遅い

高校からでは遅い

中高一貫校では中学からしか入れない、「完全中高一貫校」と高校からの入学を受け入れる「併設型の中高一貫校」があります。
さて、どちらが、難関国立大学への合格者数が多いでしょうか?
これは、明らかに、、「完全中高一貫校」なのです。

2023年には、東京農業大学第一高校、奈良の東大寺学園中が完全中高一貫校化されます。
「高校募集停止」「完全中高一貫校」化は、毎年のように加速しています。



この流れの原因は、高校からの入学組にあります。高校から受験勉強をしても、中高一貫受験組に勝てず、合格実績、成績が悪いという現実があります。

中学受験は小学4年生から、塾に行くのが一般的になっています。東京などはさらに3年生から塾に入る人なども出てきています。
中高一貫校で先取学習をした人は、圧倒的に勉強時間が長い。さらに、勉強する習慣がついています。

勉強する習慣が、小学校からある人、中学からの人、どちらが難関国立大学に合格しやすいか?と言われたら、圧倒的に小学生から勉強している人に軍配が上がります。

中学受験を経験した人は、すでに勉強する習慣ができています。


推薦入試も中高一貫にメリットがあります。
AO、小論、グループ面接などを使用した入試は、いまや50%ほどになっています。
推薦の対策をするには、留学なども含めた、様々な経験、幅広い視野、自由な発想・思考力、表現力が大事になります。
つまり家でスマホを見て、地元のレベルの低い友達と遊んでいるだけでは、「自己探求」をしている生徒に負けてしまうわけです^^;
個人的には、イオンでダラダラする時間こそが、人生の宝になると思いますが。

推薦入試も、今後、中高一貫の6年間をどのように使うか?何を経験したか?そこから何を得たのかか?を探求し、表現する勝負になるので、探求学習に取り組んでいる、中高一貫が有利となります。
もしくは、探求を授業で行っている生徒の方が勝ちやすくなります。
全てが中高一貫が勝つとは言えませんが、確率の話になります。

 

ポイント

・高校受験組の成績が悪い
・勉強の習慣は早く身に着けた方が勝ちやすい
・中高一貫校の先取学習が強い

 

 

3.付属が増えている

付属が増えている

付属が増えている

日本のトップ私立大学である「慶應」、「早稲田」大学は、一昔前と違い、一般入試ではなく、指定校と推薦の生徒だらけになっている事を知っていますか?

少子化が進み、大学も生き残りをかけて、差別化をしているのですが、それが、あまり良い方向に行っておらず、単なる階級社会を助長するような事になっています。悪いとは言いませんが、本来の学校としても意義と、何か違うような事になっています。

かつて早慶には全国から学生が集まっていましたが、今は約4人に3人が首都圏の高校出身者になっています。つまり、大きく多様性が失われていると言えます。

有名私立大学とすれば、富裕層の家、子供を取り込んでおけば、就職に有利です。就職に有利なら、大学に学生は集まります。
大学もビジネスなので、仕方がありませんが...

今後、難関私立大学は、一般入試から入る人を減らしていくという事が考えられます。
詳細はこちら>>

 

ポイント

・指定校、推薦だらけ
・付属から半分入学
・格差社旗になっている

 

 

4.変わる私立と国立

変わる私立と国立

変わる私立と国立

今、子供を塾に入れようと思っている世代は、20~10年前に受験をしていると思います。
この時期の受験と、いまの受験では、市場が変わっている事を理解しておく必要があります。

とくに、変わったのが、「推薦」です。推薦で大学に行く人がいまや50%、
国立の難関大学は、中高一貫校の出身者だらけ。という状態になっています。国立の大学入試は、意味不明に教化の数が増えてしまい、中堅の国立を狙うよりも、年内に決まる中堅の私立大学に行けばいいや・・
と思う学生が増えてしまっています。

本来は、中堅の国立大学により予算を使って、教員、教育、施設を充実させていくべきなのに、補助金を私立にばかり出している。という政治的な問題も絡んでいます。

さらに、少子化で公立の中堅以下の高校は統廃合。子供が減り、競争が減り、全体的に学力が落ちている状態なのです。
昔はほとんど聞かなかった「AO入試」。この割合が1.4%から8.8%、推薦入試は31.7%から34.7%に急上昇加しています。
すでに、都心部の偏差値が53~56前後の学校では、推薦入試が50%を超えています。

 

ポイント

・中堅国立を潰そうとする政治
・私立に補助金出しすぎ
・Fランだらけの大学

 

 

5.情報を集め続ける事が大事

情報を集め続ける事が大事

情報を集め続ける事が大事

我々が受験したころと全く違う環境、戦いになっています。
今後は、さらに格差社会が広がり、さらに学歴社会になっていくと考えられます。

AIなどで暗記学習は...と言いますが、それに代わるイエナプランなどの教育が、広がらない。バカみたいに私立の大学に補助金を出している...
など、社会問題が山積みであり、10年後も今とあまり変わらない現状が続くと考えられます。

親は、子供の将来を考えて、受験を勧めていると思います。
そうであれば、情報を集め続けて、プランを改善し続けた方が良いです。いま正しい事が3年後も正しいとは言えない時代です。
ぜひ、最新の情報集め、感情的になりすぎず、俯瞰して物事をとらえ、計画を立てて、受験について考えてみてください。
今後も、お役に立てるような記事を書いていきたいと思います。

東大に最短で合格する方法>>なども、ぜひ読んでみてください。

 

 

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