中学受験はいつから?変わる受験の世界

中学受験はいつから?変わる受験の世界。早まる受験の対策

中学受験はいつから?変わる受験の世界

2024年度の首都圏の中学入試の受験者数は、首都圏模試センターの推定で5万2400人となっています。東京など、都市部では中学受験をする家庭が増え、受験戦争は高校から中学に移り変わっています。
大学に推薦で入る人が増え、一般入試が難しくなってきている現在。大学受験の舞台は、高校受験から中学受験に変化しています。
今の時代、難関大学に合格して、大手企業に勤めるには、中学受験をした方が、圧倒的に有利となっています。
今回は、そんな中学受験の実態と現状について、調べた事をまとめておきます。

 

目次

1.【基本】中学受験はいつから

2.【有利】どんな子が向いている?

3.【遅い】高校受験からでは遅い

4.【お金】いくらかかるのか?

5.【まとめ】まとめ

こんな方におすすめです
  1. 自分にあった学校を選びたい方
  2. 人生を自分で決めたい方
  3. 基準が分からない方

 

 

1.中学受験はいつから始めるのか?

中学受験はいつから始めるのか?

中学受験はいつから始めるのか?

中学受験はいつからスタートしたらいいのか?結論から言うと「正解は4年生」からです。
東京、大阪など都市部では、小学4年生と早い時期から、本格的に塾に入り、対策をはじめる家庭が多くなっています。

中学受験は「親の受験」と言われています。多くのご家庭では、両親が子供の教育方針を決め、進学する学校を決め、受験をサポートしています。
小学4年生で、自分から「受験したい」「筑駒、開成に行きたい」と言い出す人は、滅多にいません。

中学受験は、子供の意思よりも、親の意思が大きく反映される受験となります。
ここが、中学、高校受験と最も違う部分といます。
小学4年生の子に将来のビジョンを描く力、仕事を分析する力はありません。

「将来、AIエンジニアになり、データサイエンスの分野で働く」など、具体的な意思はないからです。(大人でも、90%ないので)

少し前までは、5年生から、合格実績のある集団塾に入り、対策するのが当たり前でしたが
中学受験をする家庭が増え、4年生から受験対策をする家が増えました。

ざっくりとした予算は
4年生...60万
5年生...80万
6年生...100万で考えておきましょう。

sapixなどは100~120万/年として、3年間で300万ほどです。高いですが、子供が年収で+100万が期待できる、大きな会社に入れば、すぐに回収できます。
投資をするのは親ですが、回収するのは子供です。
ここが、受験の難しさでもあります。

つまり、子供のモチベーション管理をしないと、受験の費用対効果は下がります。

中学受験させるご家庭は、合わせて、子供のモチベーションアップの方法、モチベーションの維持、管理方法を学んでおく事をおすすめします。

 

ポイント

・4年生からが多い
・中学受験は親の受験
・費用は年間で100万かかる

 

 

2.早熟の子が向いている

早熟の子が向いている

早熟の子が向いている

中高一貫校の受験では、基礎学力を問われるだけでなく、自分の頭で考える問題が出題されます。
「適正検査」と呼ばれる試験の事です。

この「適正検査」型の試験では、自分の頭で考えて、答える。といった試験が出題されます。
長文の問題を読み、答える必要があります。

この問題をとくには、「読解力」が必要になります。この、読解力は、小学生の場合、男子よりも女子の方が優れています。

男の子がポケモンにはまっている時に、女の子は、「恋愛」の話をしていたりします。
基本的に、人間は、女子の方が、男子よりも早熟になるように設計されています。
とくに小学生の時は、差が大きく、ぼ~~っとして、じっと座っていられないのは、大抵、「男」です。

精神年齢が低いと、感受性、読解力は低くなります。
つまり、中高一貫校受験では不利になると言う事になります。

 

ポイント

・幼い精神性の子は不利
・女子の方が有利
・早熟がよい

 

 

3.勉強する習慣は、小学生から

勉強する習慣は、小学生から

勉強する習慣は、小学生から

もし、国立などの難関大学に合格するには、圧倒的に中学受験をしておいた方が有利になります。
理由は、上の画像です。

高校から受験をした人は、中学からコツコツやってきた人と戦う必要があります。
どう見ても、圧倒的に不利です。
これが高校受験からでは、難関大学に合格するのが最も厳しい理由です。

小学生から勉強習慣が出来ている子と、中学生から、高校生から勉強した人。1割の天才を除て、勝つのは早く走りだした子に決まっています。
神奈川の聖光学院、兵庫の甲陽学院、東京の桜蔭、麻布、女子学院などなど、私立の中高一貫校。トップの中高一貫校ほど、完全中高一貫校化して、中学入学から、難関大学の合格を視野にいれています。

完全中高一貫校化した学校は、高校から入学した生徒と、中学から入った生徒の合格実績を比較したところ、完全に中学から入った生徒の方が、難関大学に合格しています。

今後、中堅の中高一貫校も、完全中高一貫校化を進めないと、生き残っていけないと考えられます。

 

ポイント

・高校からでは遅い
・中高一貫校も高校募集をやめている
・難関国立に行くには、中学受験を

 

 

4.塾の値段は、いくらかかる?

塾の値段は、いくらかかる?

塾の値段は、いくらかかる?

中学受験では、まず、私立の中高一貫校に行くか?公立の中高一貫校に行くか?で大きく変わってきます。
さらに、どのレベルを目指すのか?によって入る塾が決まってきます。

トップレベルの中高一貫校。筑駒、開成、麻布、桜蔭などに行く上位10%の子はSAPIX、早稲田アカデミーに行きましょう。
最近では、「早稲田アカデミー」が実績を伸ばしています。

私立の中高一貫校を受けるなら、四谷、日能研などがおすすめです。塾によっては、「OO学校専門」など特定の学校に合格するためのコースなどが用意されています。

大事なのは、「合格実績があるか?」で選ぶようにするのが基本です。
公立の中高一貫校に行くなら、地域密着の、地域一番塾に行くのがおすすめです。群馬なら、「うすい学園」など、地域の一番塾には、良い生徒が集まっています。

高校からの受験を考えていて、小学生のうちは遊ばせてあげたい。と考えているのなら、地域にある、小さな学習塾で大丈夫です。
早いうちから、「自学自習の習慣」を作るようにしましょう。

場所によって、戦略は変わってきますので、情報収集が大事になります。

 

ポイント

・目指す学校によって違う
・自学自習を習慣にしよう
・地域一番塾もおすすめ

 

 

5.実績だけで選ばない事が大事

実績だけで選ばない事が大事

実績だけで選ばない事が大事

中学受験をする場合、塾は、合格実績だけで選ばない方が良いです。
集団塾が向いている子と、個別指導が向いている子がいます。内向的な子もいれば、外交的な子もいます。
先生との相性が悪いから、成績が伸びない子もいます。

子供と塾の相性は、通ってみないと分からない事が多いです。さらに多店舗展開している塾では、校舎によって講師のレベルが大きく違います。
サピックスなどは、クラスによって、講師のレベルは大きく違っています。

基本的に、進学塾は勉強が出来る子を対象としているので、「集団授業」です。
この集団授業は、自学自習できる子、分からなところを先生に質問しに行ける子には向いています。
しかし、恥ずかしくて質問できない...という子は、少人数制の個別指導が向いています。

子供の特性に合わせて、塾を選ぶ事がとても大事になります。
さらに、精神的に未発達な子供は、先生が好きか?など感覚的な部分で、成績が大きく変わります。
あこがれの先生がいて、褒めてもらいたくて、頑張る。だから成績が上がる。
という事も多いのです。
よって、
子供の特徴、目指す学校、指導の方法、合格実績、塾までの距離(送り迎えがあるので)、講師との相性、塾の値段を総合的に考えて判断しなければいけないのです。

これを知っていると、「OOちゃんが行っているから!!」という曖昧な理由で塾を選ぶことが、いかに愚かな事か...と思ってしまいます。
別に受験をしない家は、友達がいるから。で良いですが。大人になって、その友達と友人でいる確率は、はるかに低いです。
しかし、トップレベルの中高一貫校に言った場合、生涯にわたって友達でいる確率は上がります。知性のレベルが高い人同士は、大人になってもつながっていられるものです。

そもそも、親である自分の頭があまりよくない場合、基本的に頑張っても+10の偏差値までと目安をつけておくと良いです。
ネットなどでもあまり書いてませんが、基本的には親の年収、IQ、偏差値によって子供の偏差値も決まってきます。
親が底辺の高校に行っているのに、子供が東大にいく。というのは、1%未満の確立です。

逆に、東大に行っている子の親は、東大、早稲田、慶応など、一流大学を卒業している割合が高まります。
世界は不公平なのです。
だからこそ、自分の子には苦労させたくない。と考えている人は、子供の勉強、教育に力を入れてあげてください。
まず、親が勉強しないと、子供の頭は良くなりません。
私は、子供は自由に育てて、親が口を出すべきではない。と思いますが、小学生のうちに勉強する習慣をつけておくことは、大人になって役に立つと思っています。

 

 

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