大学進学者の8人に1人が中退しているボーダーフリー大学
大学進学者の8人に1人が中退しているボーダーフリー大学
大学全入時代となり、人気のない大学では、なんと中退者が増えているようです。読売新聞の調査では、人気のないFランクの大学では、大学進学者の8人に1人が中退しているようです。 入学4~6年後に卒業している学生の比率を「標準修業年限卒業率」と呼びこれが70%を切っている大学が増えています。Fランク、誰でも入れる大学では、「標準修業年限卒業率」が7割を切っています。 つまり、30%の人が卒業できてない実態があります。 令和5年度政府予算案では、私立大学だけで、2,976億円ものお金が使われています。意味のない私立大学は潰すべきです。
目次 |
- 自分にあった学校を選びたい方
- 人生を自分で決めたい方
- 基準が分からない方
1.大学進学者の8人に1人が中退しているボーダーフリー大学
大学進学者の8人に1人が中退しているボーダーフリー大学
Fラン大学では、大学進学者の8人に1人が中退しているという衝撃の事実があります。 学校によっては、「指定校推薦で入学した学生の8割以上が中退」「一般入試の入学者が100%中退」など衝撃の事実が、大学側で隠されています。
毎年のように子供の数がへり、大学に誰でも入れる時代になりました。Fランクの私立大学などでは、推薦入試で50%以上の学生を確保している現状があります。
その推薦入試制度。はやくもひづみが生まれているようです。
それは、「退学」「中退」の問題です。
なんと、Fラン大学では、大学進学者の8人に1人が中退しているのです。 だれでも入れる「ボーダーフリー大学」では、中退者が増えている事が問題になっています。
この記事は、集英社オンラインで読むことができます。
文部科学省も各大学に対し、中退抑制を求めていますが、AO入試、推薦入試で質の悪い学生を入れているので、どうしても一定数、中退してしまう生徒が出てしまいます。
「中退する学生は一人もいないと思っていた」という高校教師もいるようです。 最大の理由は「大学側が伏せているから」。 人気のない大学では、真実がばれてしまうと、生徒が集まらなくなるので、分母や分子をいじり、就職率を100%などと表示しています。
・大学がかくしてしまう ・就職率は嘘が多い ・真実を言うと集まらない |
2.大学は隠したがる
大学は隠したがる
大学にとって死活問題は、生徒が減る事です。生徒が減れば、運営費用が減り、赤字になります。 大学にとって大事なのは、学生を確保して、授業料を払い続けてもらう事です。
しかし、大学に入ったはいいが、生徒のレベルが低すぎる場合、どうしようもありません。
「差値50を切っている学生を推薦で大学に入れた場合、どうなるでしょうか? 」
普通に考えて、勉強してこなかったのだから、基礎ができていません。
簡単な数学、英語すら理解できていません。そんな学生に、大学の高度な授業を教えたらどうなるのか?
そう、「中退」の大量発生です。
このような大学全入時代と、推薦入試という背景があり、学生の中退が増えているのです。
なぜ、このような事が知られていないのか? それは、大学が数値操作をして隠しているからです....不都合な真実は、親にも、学生にも知ってもらったら困るわけです^^;
とはいえ、大学全入時代になり、学生の質が落ちているので、仕方がない部分もありますが、本来は、学生が減っているのであれば
大学の数を減らすべきなのに、何もしていないでゾンビのように生き長らえさせている、政治に問題があるわけです。
政治に参加しない、我々の責任です。 大学の就職率 95%以上などと書いてありますが、あれは「うそ」なので信じるのはやめましょう。意味がありません。勉強しない人が卒業できるほど基準を甘くしていけば、いつかは破綻します。
Fランクの大学になってくると、大学で、中学英語をやっていたりします。
さらに、AO入試で入ってきた学生などは、学力が低すぎて、単位を取得できない。などの事態が多発しています。 中学の英語をやるなら、自宅でやるべきです。
本当は、勉強をやりたくないなら、やらずに、違う道で生きるべきです。 肉体労働するのに、大学まで行く必要がどこにあるのでしょうか?
さっぱり理解ができません。
英語なんて使わなくても、いくらでも生きていけます。
勉強したくないなら、大学など行かずに、職業訓練校に行くべきです。その前に、「自分のやりたい事」をきちんと、さがすべきです。 そして、自分の適性にあった職業を選べるように、義務教育で、自己探求するべき時間をつくるべきです。 自己探求なく、自分の適職など探せるわけがありません。
・真実は伏せておく ・都合が悪い事は知らせない ・生徒数が集まらなくなる |
3.大学に補助金を出さない
大学に補助金を出さない
Fランク以下の大学に、存在価値はありません。職業訓練校を増やして、いらない大学は、思い切って処分した方がいい。と考えられます。 子供の数に対して、あきらかに大学が多すぎます。
大学は、高度な基礎研究をする場にして、あとは切り捨てた方がいいです。どうせ、大学を運営している側も、10年後まで考えて経営をしていません。目先で減っている学生を見ても任期まで終えればよい。と長期目線での経営を考えていません。
令和5年度政府予算案では、私立大学だけで、2,976億円ものお金が使われています。
本来は、国立大学の学費を下げるなど、頭の良い学校に使うべき予算が、意味不明なFランクの私立大学に使われているのです。
本当に、意味がわかりません。 はっきり言って、無駄でしかありません。
とんでもない政治利権になっています。
思い切って、Fランくの大学への補助金をやめるべきです。日東駒専以下の大学に補助金を出さないようにすべきです。 大学でなく、職業訓練をした方がはるかに良いです。
・大学が多すぎる ・職業訓練校で良い ・国立に予算を使うべき |
4.大学はユニバーサル・アクセス型の段階に入った
大学はユニバーサル・アクセス型の段階に入った
社会学者のマーチン・トロウは、「トロウ・モデル」という理論モデルを提唱しています。 それによると、日本の大学進学率は現在50%を超え、トロウが言うユニバーサル・アクセス型の段階へ入っているようです。
2021年に日本は、大学進学率が50%を超えてしまっています。
つまり、大学は、進学率が低かった時代と違い、エリート育成の場所ではなく、職業訓練校になっているわけです。
どんなバカな人でも、勉強が嫌いな人も、学費さえ払えば、大学に行けるようになっているわけです。
大学は勉強のできる人一部のエリートが学ぶ場所ではなく、「社会に出るため」「みな行くから」入る場になっています。 Fラン大学は、エリート人材を育成する場ではなく、社会に出るまでの「職業訓練校」の役割に変化しています。
つまり、大学などという大それた名前を使わず「職業訓練校」でよいわけです。
別に、馬鹿な人が悪いわけではありません。勉強ができなくても、社会で活躍している人は多くいます。
頭が悪いなら、大学に行かなくても活躍ができる社会にすれば良いだけです。
Fランクの大学を大学として存在させ続け、補助金を出しているところに、問題があると言えます。 今の時代、四則演算がまともにわからないまま高校を卒業し、大学に行っている人すらいます。
大学の位置づけも変わってきた以上、学生募集や授業を変化すべきです。
・マーチン・トロウは、「トロウ・モデル」 ・ユニバーサル・アクセス型に ・職業訓練校でよい |
5.日本は、超学歴社会に向かっています。
日本は、超学歴社会に向かっています。
日本は、超学歴社会に向かっています。
私立の上位校(早稲田、慶応、立教など)は、付属高校、中学をつくり、富裕層を囲い込み、10~20%の上位層を一般生徒として入学させて大学ブランを維持しています。
そして、慶應三田会に代表される、企業の連合会をつくり、実質的にシェアを獲得して、市場を支配しています。さらにその会社を金融資本(ブラックロックなど)が支配しています。
大企業は、産業界では0.3%程度です。国内にある企業の総数は421万社「大企業数は約0.3%で、およそ1.2万社」この1.2万社には、上位層が入り、下位の会社に学歴準に入る構図ができあがっています。
学歴社会が続いてしまうと、生まれた家によって、格差ができてしまい、さらに、学費や教育費が問題になり格差を逆転できない現象がおこり、貧富の差が大きくなっていきます。
アメリカは、貧富の差が大きくなりすぎて、社会問題になっています。昭和の時代と違い、共産主義の脅威は無くなりましたが、貧富の差が広がり、「共同体意識」がなくなると、「階級闘争」に発展してしまいます。
人口が減っている現在、さらに貧富の差、階級闘争になると、日本は貧困国に向かってしまいます。
教育を変え、起業を増やして、新しい産業をつくっていく必要があります。 国が中小企業をバックアップしていき、会社をたくさん作っていき、貧富の差を平たんにしていく必要があります。
貧富の差が大きい社会は、幸せを感じずらくなり、不幸な人が増えます。
国はもっと、真剣に教育について力を入れていく必要があるのではないでしょうか? みなさんは、どう思いますか?
【参照】
あなたの意見を聞かせてください
この記事の感想や意見を、ぜひお聞かせくださいませ。
※誹謗中傷がひどい場合、予告なく削除する事があります。
おすすめページ
このページを見た人は、以下のようなページを見ています。
私立中学と公立中学の違い 私立が設備にお金をかける理由とは 初心者にも分かりやすく解説
伊奈学園中偏差値 県立の人気のある中高一貫校 伊奈学園中学校の偏差値とは
8人に1人が中退 なんと大学生の8人に1人が「中退」 ボーダーフリー大学は必要なのか?
予習と復習どちらが大事なのか 予習と復習はどちらも大事で 授業とセットで考える事が必要です
私立と公立ではどこが違う? 私立と公立では、進学実績、学費、校風が大きく違います。 公立の学校がいいのか?私立の中学校がいいのか?
幸福の資本論 お金があれば?友情があれば? 幸せに生きるにはどうしたらいいか?
中学受験はいつから?変わる受験の世界 都市部では当たり前になった中学受験 本当は、いつからはじめたらいいのか?
共通テストがまた改悪? このままだと、受験がカンタンな 都会の私大に流れてしまう
小学生と中学生の不登校について 不登校について考えてみる 不登校になってしまったら?
大宮国際中に合格 大宮国際中に合格するには どんな対策をしておけば良いのか?
伊奈学園中の倍率2024年度 人気の県立の中高一貫校 伊奈学園中に合格するには?
補習塾と進学塾の違いとは? 補習塾はテストの点数を上げる塾 進学塾は、難関校に合格するための塾
伊奈学園中の倍率と対策 倍率は約4.9倍と人気の学校です どのような対策が必要なのか?
中高一貫校の選び方 正しい中高一貫校の選び方とは どうやって選んだらいいのか
正しい学校の選び方とは 正しい学校の選び方とは何か?について 奴隷と貧困にならないために
正しい塾の選び方とは 中学受験をする人もしない人も 集団指導と個別指導の塾があります
私立中と公立中の学費 どれだけ違うのか?どちらがよいのか? 徹底解説していきます
高校受験の内申点とは 高校入試はもう始まっている 受験の仕組みと内申点の意味とは
大学までの教育費 大学まで教育費はいくらくらい 貯めておいたらいいのか?
個別指導は、何人までが個別指導なのか? 個別という言葉の響きが問題です 1:1のように感じてしまいますが...
小学生から考える会社の選び方 学生のうちから考える 会社の選び方について
凡人が東大に最短で合格するには 何をどのくらい勉強をしたらいいのか? 具体的に考えてみましょう
自己探求が究極の学問 自己探求を続けて心理改善しよう 幸せに生きるために必要な事とは
チャータースクール 教育の民営化とその弊害とは アメリカの事例をご紹介
慶應、早稲田大学は指定校と推薦だらけ 富裕層の子しか入れなくなった学校 それが慶應、早稲田大学
イエナプランとは 子供が自律して学んでいく その驚くべき仕組みと効果
学校にとっておいしい市場 偏差値54~54ぐらいの「おいしいマーケット」 の高校が消えていく理由とは
広島叡智学園中学校 グローバルリーダーを育てる最先端の教育環境 2019年に出来た、公立中高一貫のIBとは
中学受験ガイド 上位10%の選ばれた人々、ご家庭へ 中高一貫校の受験対策について
大学合格ガイド 大学に合格するには、何をしたらいいのか? 本当に正しい大学合格の方法をご紹介
私立高校の無償化で府立高校の志願者が減っている 減り続けていく、短大、高校、大学 生き残っていく道とは
伊奈学園中の合格ガイド 県立の中高一貫校である 伊奈学園中に合格するには?
大宮国際中の絶対合格 英語学習に力をいれている 大宮国際中に合格するには?
学校を選ぶにはどうしたらいいのか? どうやって学校や塾を選んだら 本当に大事なポイントとは